こんにちは、もちうさこです!!!
新紙幣が刷新されることで、予定デザインが発表されました
政府が4月9日、1万円、5000円、1000円のデザインを刷新すると発表し、それぞれのイメージ画像を公表
新1万円札には「日本資本主義の父」渋沢栄一
新5000円札には、津田塾大学創立者の津田梅子
新1000円札には「近代日本医学の父」北里柴三郎
全体的なデザインも一新し、従来のお札とは、肖像画や数字、文字の配置・デザインも変わりますね
しかしこのフォントがTwitterのトレンドになるほどに批判が殺到!!
ダサいだ、かっこ悪いだというツイートがどんどん流れています。
しかししかし、この外国紙幣にも使われているこのユニバーサルデザインの数字、使われる理由があるんじゃないかしら?と思い
・新紙幣のフォントやデザインのネットなどの感想
・ユニバーサルデザイン
・新紙幣にユニバーサルデザイン採用の理由
・ディスレクシア( dyslexia )とは
・新紙幣のフォント歓迎の理由
などを調べてみることにしました!
◆関連記事◆新紙幣肖像の人物と採用された理由の記事はこちら
お好きなところからお読みください
新紙幣のフォントやデザインのネットなどの感想

新たなお札として発表された画像を見ると、数字のフォントは、従来のお札よりもかなり大きく印刷されている上、凹凸の少ないゴシック体が採用されています。
「数字フォントが安っぽい」「数字のフォントが軽くなってしまった」「数字フォントのせいで、おもちゃの紙幣みたい」など
ネットでは「デカすぎる」「ダサい」「品位がない」との辛口な評価が多いようですね。各紙幣のデザイン全体についても、「統一感がない」などと辛口な意見が目立っているようです。
ユニバーサルデザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」が基本コンセプトである。デザイン対象を障害者に限定していない点が「バリアフリー」とは異なる
※ 日本国内においては「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」はしばしば混同されており、ロナルド・メイスの思想は必ずしも正しく理解されていない
どんな人でも公平に使えること。(公平な利用)
使う上での柔軟性があること。(利用における柔軟性)
使い方が簡単で自明であること。(単純で直感的な利用)
必要な情報がすぐに分かること。(認知できる情報)
うっかりミスを許容できること。(失敗に対する寛大さ)
身体への過度な負担を必要としないこと。(少ない身体的な努力)
アクセスや利用のための十分な大きさと空間が確保されていること。(接近や利用のためのサイズと空間)
文部科学省は、
障害のある者と障害のない者が共に学ぶ教育環境を実現するための手立てとしてユニバーサルデザインの考え方を積極的に取り入れ始めています。
読みやすさ、視認性を向上させるために、教育現場では教科書などUDフォントの採用が広がりつつあります!
新紙幣にユニバーサルデザイン採用の理由
フォントのユニバーサルデザインが必要な理由
形は優しく丸い大きな数字、これは「ユニバーサルデザイン」といいます。
ひとは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚で情報収集を行いながら生活をしています。その中でも、視覚を使った情報収集は80〜90パーセントを締めると言われ、生活するうえで大変重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。
「FONTWORKS」HPより引用
視覚からの情報、見ると言う行動のひとつに、文字を読んで理解することが挙げられます。
その中で、どうしたらより読みやすいのか、より見やすいのか、より伝えやすいのかを考えることで、導き出されたのがユニバーサルデザインフォント(UDフォント)です
政府は新紙幣に、「ユニバーサルデザイン」(年齢や障害の有無、体格、性別、国籍などに関わらず、誰でも利用しやすいデザイン)を採用したことを明らかにしています。
その一環として額面数字を大型化したと発表し、フォントも同様に、誰でも識別しやすいとされるフォントを選んだ可能性が大きいといえます。
「海外紙幣みたいなフォントだ」という意見も多いのですが、まさしくそのとおりで、外国人を含む、誰にでも利用しやすいよう意識されたデザインとも考えられます
ディスレクシア( dyslexia )
読み書き障害(障碍)
ディスレクシア(dyslexia)は、学習障害の一種で、知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。失読症、難読症、識字障害、(特異的)読字障害、読み書き障害ともいわれる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
発達障害の中の学習障害(限局性学習症)の一種に近い分類で「字を読むことに困難がある障害」のことを意味します。
日本では「難読症」とか「読字障害」と呼ばれることもあります。
読むことができないと書くことも難しくなることから、「読み書き障害」と呼ばれることもあります。
新紙幣のフォント歓迎の理由
批判の一方でこんな書き込みも
ただ、政府は発表で「図柄等の細部については、今後、検討の上、決定予定」としていて、批判が多かったら変更される場合もあるかもしれないですね。
文字や数字をどうしても判別しにくい人がいるなら、どんなフォントで書かれていても判別できる人がそこに合わせてもいいんじゃないの?
まとめ
どちらにせよ、その紙幣の金額が誰でも判別しやすく、金額がわかりやすいデザインがいいと、もちうさこは思うのです。
・新紙幣のフォントやデザインのネットなどの感想
・ユニバーサルデザイン
・新紙幣にユニバーサルデザイン採用の理由
・ディスレクシア( dyslexia )とは
・新紙幣のフォント歓迎の理由
を書いてみました
もちうさこはどんなフォントでも困らないけど、
毎日使うお金の金額が数字の形によってわかりにくい人がいるということにも目を向けてデザインされた「優しい紙幣」になることを願います。
◆関連記事◆新紙幣肖像の人物と採用された理由の記事はこちら