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イチロー国民栄誉賞辞退!国民栄誉賞を受けるメリットや過去の辞退者は誰?

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こんにちは、もちうさこです!!!

惜しまれながらも野球から引退したイチローですが、イチローに国民栄誉賞を!という声は国民からずいぶんあったようですね。

やっぱみんな考えることは一緒で、内々に政府から国民栄誉賞の打診をされていたのですね!

国内での活躍、海外での活躍をみれば、当然という気がしますね!!

が、しかしイチローは代理人を通して「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」という言葉を伝え、辞退の意向のようです。

もう、素敵な言葉で断っちゃって・・・いけず・・・

はて?国民栄誉賞とはどういう目的で与えられ、貰うとなにかいいことがあるのでしょうか?

それと、あげるっていうものを貰わないとなにかデメリットがあるのでしょうか?

読んで字の通りの賞と思い気にしてこなかった「国民栄誉賞」と言う賞について調べてみます!!

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国民栄誉賞とは何ぞ?

さて国民栄誉賞と言うものには、どういう定義があるのでしょうか?

国民栄誉賞(こくみんえいよしょう)は、日本の内閣総理大臣表彰のひとつ。

1977年(昭和52年)、当時の内閣総理大臣・福田赳夫が、本塁打世界記録を達成したプロ野球選手・王貞治を称えるために創設したのが始まり!!

先に設置されていた顕彰「内閣総理大臣顕彰」は「学術および文化の振興に貢献したもの」など6つの表彰対象を定めていました。

しかし、プロ野球選手を顕彰した前例がなく、さらに当時は王貞治選手は叙勲(勲章を授けること)には若すぎたのです。

そのため、どうしても王選手に何か勝をあげたかった当時内閣総理大臣福田赳夫氏のもと、より柔軟な表彰規定を持つ顕彰として「国民栄誉賞」は創設されたのです!!

国民栄誉賞をもらう特典やメリット

国民栄誉賞を受賞すると、受賞者には「表彰状及び盾」の正賞のほか、「記念品又は金一封」が副賞として贈られます。

ただこれまで「金一封」で授与された者がいないため、明確な金額は現在まで(贈られる側からは勿論のこと、贈る側の政府からも)公表されていません。マスコミさんが大体100万かな?と推測で算段つけてる感じだそうです

記念品は特に決まったものはなく、

・1977年 プロ野球の本塁打世界記録を達成し賞を受けた王貞治氏の記念品は「鷲のはく製」
・2000年 シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん、女優の森光子さんには腕時計
・2011年 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表には熊野筆の化粧筆7本
・吉田沙保里には真珠のネックレス
・伊調馨には西陣織による金色の帯

受賞後は大きく行動が制約され、範となる生活を心がける必要があるでしょうね。先に記述したようにイチロー選手は現役時代に2度打診され、現役を理由に辞退しておりましたね。引退しても断ったんですけど。

他にも野球の福本選手は「そんな賞貰ったら外で立ち小便も出来ん」と言って辞退しています。

価値は上がるかも知れませんが自身の生活管理、態度が縛られるような 窮屈な人生が待ち受けます。世界遺産みたいな感じ?自由人であるイチローが 断るのも納得できる気がします。

ま、イチローらしいって気がしてる人は多いんじゃないかな?

もらうメリットデメリットはまぁ個々の価値判断だとして、この賞は「国民栄誉賞受賞に到達するまでのプロセスとともに結果を国が公に形で評価した」ということですよね。

もちうさこ的には、賞云々ではなく、その様な賞を受賞するに値する偉業を果たした人物であるという事に、何か賞をあげたい、ご褒美がしたいと思う気持ちの賞・・と思いたいですね。

ちなみに、これまでに26個人と1団体に対して授与されていて、うち12名は没後の受賞 。
団体としてのサッカー日本女子代表に授与され、その対象は選手とスタッフの35名に名前が入った化粧筆が贈られました。

国民栄誉賞辞退者は誰ぞ?

福本豊 - 1983年(昭和58年)6月に当時の世界記録となる通算939盗塁を達成。中曽根康弘首相から授与を打診されたが、「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」(本人談)として辞退した。

日本全国向けには「呑み屋に行けなくなる」と報道された。実際は「王さんのような野球人になれる自信がなかった。記録だけでなく広く国民に愛される人物でないといけないと解釈した」という心中を語っている。

なお大阪府知事の賞詞は受賞している。

古関裕而 - 1989年(平成元年)の没後に授与が遺族に打診されるも、古関の遺族が辞退している。

古関の長男は「元気に活動している時ならともかく亡くなったあとに授与することに意味があるのか」と没後追贈に疑問を持った事を辞退の理由とした。

イチロー - 2001年(平成13年)、メジャーリーグで日本人選手史上初となるMVPを獲得する活躍を見せた事により、第1次小泉内閣から授与を打診された。

だが、「まだ若いので、できれば辞退したい。いただけるものなら、野球人生が終わったときにいただけるよう頑張りたい」と固辞した。

イチローは2004年(平成16年)にもメジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新した事から授与を検討されたが、野球を続けている間は受け取らない意志を示し、再度固辞した。

その後、2019年(平成31年)3月にイチローが現役引退したことを受け、政府が再々度打診するも固辞。イチローによると「人生の幕を下ろしたときにいただけるよう励みます」とのことである

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

国民栄誉賞をもらったら税金が安くなるとか、毎年報酬がもらえるんでしょ?といった、ガセネタもありますが、貰う貰わない関していえば、個人の自由であり、貰う対象でない外野がとやかく言うことではないといったところでしょう。

まとめ

没後に栄誉を送るより、生きている時に評価した方がいいんじゃないのっていう形に移行している国民栄誉賞

めでたいことでありますし、なんら否定する理由のない賞でした。
もらうことで生活がなんだか窮屈になる気がするなら、辞退もありの賞っていうアバウトな感じでいいんじゃないでしょうか?

誰かが誰かの業績に、「なにかしたい!賞をあげたい!」と思った気持ちから生まれたのが「国民栄誉賞」と思えば素敵な賞ですよね。

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